2010年3月9日火曜日

個人情報つぶやき過ぎは危険

引用

ユーザーが自宅に居ないことを示す機能を持ったSNS「Please Rob Me(=どうぞ空き巣に入って)」が話題だ。これは、携帯端末のGPS機能を利用した位置情報を公開する「foursquare」というサービスを逆用したもので、自宅以外からの投稿があったユーザーを「New Opportunities(=最新の空き巣のチャンス)」として一覧表示される。
このサイトを運営しているForthehackによると、「Please Rob Me」は本当に空き巣をけしかけるためのものではなく、あくまでも位置情報を簡単に公開してしまうことの危険性を訴えるためのものだという。いうまでもないが、「どうぞ空き巣に入って」というサイト名は皮肉であって、決して本意ではないということだ。
位置情報が公開されるSNSということでは、Google版ツイッターともいえるGoogle Buzzのサービス開始直後に、iPhoneやAndroid携帯を使用した一部ユーザーが、意図せず居場所や氏名を公開してしまったと話題になったこともあった。Google Buzzの問題は設定を変更することで簡単に解決できるが、位置情報の公開を前提とする「foursquare」などのサービスだとプライバシーの問題はどうしても気になってくる。
この「Please Rob Me」の登場に対して、「foursquare」の運営チームはプライバシーの問題は十分意識しているとしたうえで「位置情報をツイッターのような不特定多数に向けられたツール上で公開することこそに危険性がある」という趣旨のコメントを発表。同時に「例えばTwitterで『headed to(=~へ向かって出かけた)』というキーワードで検索すれば、foursquareを使わずとも家に居ないユーザーがすぐ見つかるのでは?」と、位置情報を公開することだけが問題ではないということも示している。
そんなやり取りに対して、日本のツイッターでは、
「どうしてみんなfoursquareのチェックイン情報をTwitterにどんどん流すんだろう? そうしたくなる仕組みが、何かあるんだろうか?」
「知らない人の『いまどこ』本当にどうでもいい」
「空き巣が入ったら真っ先にTwitterフォロワーが疑われる時代」
などの意見が。
海外に比べると比較的ネット上での匿名性が重視されている日本なので、なんとなく他人事のような反応が多いようにも感じられるが、「プロフ」で個人情報を簡単に公開する中高生が少なくないという現状を考えると、今後日本も変わってくるかもしれない。この“個人情報ダダ漏れ上等”の風潮については、議論を重ねていく必要がありそうだ。

 

つながりの薄い時代だからこそ、こうやってつながりを求めてしまうんでしょうね。

本当に病んだ時代になってきました…

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