2011年5月31日火曜日

2人被ばく ヨウ素剤服用怠る

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東電によると、放射性物質を吸い込むなどして体内から被ばくする「内部被ばく」を調べたところ、上限を超える被ばくの可能性が判明した。放射性物質が自然に減少する性質を考慮すると、累積被ばく量は数百ミリシーベルトに及ぶとみられる。
内部被ばくを防ぐため、原子力安全委は事故後、被ばく初日に2錠、2日目以降は1日1錠のヨウ素剤を、14日間を限度に服用するよう東電に助言していた。東電もこれに基づき社員に服用を指導していたが、2人は3月13日に2錠を飲んだだけで、翌日以降は服用しなかったという。
東電の松本純一・原子力・立地本部長代理は30日の会見で「なぜ服用しなかったかは調査中だが、内部被ばくの管理が不十分だった」と不備を認めた。
2人は30日、千葉市の放射線医学総合研究所で精密検査を受けた。甲状腺のほか尿中からも放射性ヨウ素などが検出された。体調が安定していたため、投薬治療などはせずそのまま帰宅したという。1週間後に再検査し被ばく状況を特定する。
同日会見した放医研の明石真言(まこと)理事は「(被ばく直後など)適切にヨウ素剤を飲んで予防すれば、これだけ多くの蓄積はありえない。飲んだ時期が不適切だった」と東電の社員管理に問題があったとする見解を示した。
経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は「(累積被ばく量が)250ミリシーベルトを超えれば原子炉等規制法の規則や労働安全衛生法に違反するので、こうした点も念頭に対応する」と述べた。

 

労働安全法違反といっても、これはさすがに飲まない2人が悪いわよね。

たった2人だけ飲まなくて、その2人だけに問題が生じたのなら、本人の意思ですし、管理責任を問うのもどうかと思います。

自分かってな人はたくさんなので、すべてを管理するのなんて絶対無理よね。

小さな子でも幼稚園崩壊とかしてるんですから(苦笑)

2011年5月26日木曜日

年金記録漏れ 全件照合断念へ

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厚生労働省は25日、年金記録漏れ問題をめぐり、コンピューター上の記録と7億2000万件の紙台帳の全件照合を断念する方向で検討に入った。費用対効果を踏まえた判断で、65歳以上の厚生年金受給者分のみ照合を続ける意向を民主党側に伝えた。しかし、全件照合は同党マニフェスト(政権公約)の柱で、党内から反発も出ており、調整が難航する可能性もある。
日本年金機構は昨年10月、持ち主が判明している6億件(約8700万人分)の紙台帳から照合を始め、今年3月末で約220万人分の作業を終えた。11年度予算は736億円。13年度までに全件を終える目標だが、総額で3000億円程度かかるとされる。
しかし、同機構の抽出調査によると、65歳未満や国民年金のみの加入者の場合、照合して記録訂正をしても、死亡までの平均の年金増加額が500~3000円にとどまり、1人分の照合費用約3400円を下回った。
一方、65歳以上の厚生年金受給者は、平均で生涯2万2000~7万円増加する。このため、厚労省は65歳以上の厚生年金受給者分(2000万人)に限り、照合を続ける意向だ。

 

やっとあきらめましたか。無理と分かったんですから、いつまでもやるのはやめなさいよね。

マニフェストって(笑)そんなのすでにむちゃくちゃじゃない。

照合にそんなにお金をかけて、いったいそのお金はどこから出てくるのよ。

支払額より照合費用のほうが高いなんておかしな話よね。

それと65歳以上の厚生年金受給者だけ照合を続けるのもやめなさいよ。

どうしてすでにたくさんもらってる人ばかり優遇するのかしら。

選挙で票が稼げるからって、ただでさえもらいすぎの今の高齢者世代にさらに増やして、若い世代に負担を押し付けるのはやめてよ!!

2011年5月18日水曜日

柔道で死亡 指導者を略式起訴

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大阪市此花区の整骨院で昨年11月、柔道の練習中に小学1年の男児=当時(6)=が死亡した事故で、大阪区検は17日、業務上過失致死罪で、同院の柔道教室の男性指導者(36)を略式起訴。大阪簡裁は同日、指導者に罰金100万円の略式命令を出した。
起訴状によると、指導者は、男児が受け身を十分に習得しておらず、立ち技の稽古をすれば頭が揺さぶられ、けがをする危険があったにも関わらず、昨年11月10日、整骨院1階の柔道場で、繰り返し足払いなどの立ち技をかけ、同17日に左急性硬膜下血腫による脳腫脹(しゅちょう)で死亡させたとしている。
指導者とともに、業務上過失致死容疑で書類送検された整骨院の男性経営者(37)について、区検は同日付で起訴猶予とした。

 

何をしてるのかしら…

硬膜下血腫が起きるほど繰り返しかける必要があったのかもよく分かりませんが、せめて受身くらいはおしえましょうよ…

親はやりきれませんね。

2011年5月12日木曜日

携帯も070使用へ 番号枯渇で

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総務省が、「070」で始まるPHS専用の電話番号を携帯電話でも使用できるよう、関連規則を改正することが11日、分かった。月内に情報通信審議会(総務相の諮問機関)に諮り、2012年度にも実施する。携帯利用者の急増で、新規契約者などに割り振る空き番号が14年ごろには枯渇する懸念があるためだ。
「090」と「080」で始まる携帯電話番号は1億8000万通り作れるが、このうち1億6000万は既に使われている。一方、PHSを取り扱う国内通信会社はウィルコム1社。3月末の契約者数は約375万件にとどまっており、「070」で始まる番号にはまだ余裕がある。

 

もうそんなに使われたんですね。

いったい誰がそんなに使っているのでしょうか…

違法な活動に使われているものも多そうです(苦笑)

2011年5月7日土曜日

浜岡 安全対策完了まで約2年

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経済産業省原子力安全・保安院は6日、浜岡原発の全号機を当面停止するよう菅直人首相が要請した背景について「(安全対策の)一層の信頼性を高める必要があるため」との見解を示した。抜本的な安全対策には防潮堤などで津波を防ぐ一方、被災した場合の予備品の確保などが必要になるため「運転停止はおおむね2年程度」との見方を示した。

 

急遽停止が延期になりましたけど、2年もかかるなら、それまでに地震が来たら同じよね…(苦笑)

停止中の原発でもトラブルは起こってましたし。

2011年5月2日月曜日

GWで被災地入り 現実に絶句

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「人の思い出を捨てるのがボランティアなのだろうか」
がれきで埋まった宮城県石巻市内の呉服店の片付けをしながら、東京都から4月29日に来た会社員、大宮さん(23)は悩んでいた。
目の前で、民家に住む70代の女性が女性用の帽子を3つ並べていた。「見て。きれいでしょ」。帽子は泥だらけ。洗っても使えそうにはない。きれいとも言えずに押し黙った大宮さんを見て女性は目に涙をためながら「これも捨ててください」と言った。
帽子を捨てた後、女性は大宮さんに「ありがとう」とお礼を口にした。呉服店を片付けただけなのに、女性に涙を流して感謝され、涙が出た。頭をただ縦に振ってお辞儀するくらいしかできず、会話はほとんど交わせなかった。
高橋さんが作業に訪れたアパートの敷地内は、水産加工場から流れて腐った魚やヘドロの固まりで埋まっていた。持ち上げた魚が崩れるたびに、激しい臭いに襲われたが、被災者はふだんと変わりなく、敷地内で暮らしており「これほど苦しい環境のなかで被災者が過ごしているとは訪れるまで分からなかった」と高橋さんは話した。
ボランティアを経験して大宮さんも「炊き出しをやって、人の温かみを知ったりするのがボランティアだと思っていた。しかし、実際に現地入りしてとてもそれどころではないことを思い知った」と被害の大きさへの実感を口にし「東京にいて知ったような顔をして震災を語るよりも、実際に自分の目で見てよかった」。こう話してボランティアセンターを後にした。

 

被災地の厳しい現実…本当に本当に頭が下がります。

最後の一言。

原子力安全委員会や政府関係者にこそ、言ってほしかったです。