2010年2月5日金曜日

日本一カネに汚い県

引用

不正経理が発覚した千葉県は9日、調査結果を正式発表したが、その中身には口あんぐりだ。2007年度までの過去5年間の消耗品購入費など65億円のうち、不正経理は5割近い約30億円に上り、購入品の中には「プレイステーション(PS)2」などのゲーム機や卓球台まで含まれていた。また、会計検査院が不適切として挙げている6通りの不正手口がすべて使われていたことも明らかになった。

「日本一カネに汚い県と言われても仕方がない」。9日の記者会見で森田健作知事は肩を落とした。不正経理は総額29億7900万円で、このうち商品券の換金などで私的流用が疑われる使途不明金は約1億1200万円。そのほか、職場の親睦会などに約2000万円、職場で使う冷蔵庫や卓球台などに約650万円、所在不明の業務用ロッカーなどに約6800万円など計約2億円の流用が確認された。

不正経理で購入された品の中には冷蔵庫や電子レンジ、ホットカーペットなどの家電製品が94件あった。また、総務部の出先機関が卓球台(12万9000円)、千葉整備事務所が娯楽用に将棋盤、亀山・片倉ダム管理事務所がテニスコートのネット4セット(17万4000円)などを購入。さらに、環境生活部県民生活課はゲームソフトの内容を見るなどの理由でPS2(3万2000円)を購入していた。

調査結果によると、不正経理は全401部署中、約96%の383部署で確認され、知事部局ではすべての部署で行われていた。

その手口も、会計検査院が「不適切」とする6通りの手口をすべて駆使。(1)納入業者に架空の請求書を出させ、代金を業者の口座に振り込んでプールする「預け」(2)代金を支払わずに業者に随時納入させ、後から別の物品名目で請求書を出させる「一括払い」(3)発注した物品と異なる品物を納入させる「差し替え」(4)発注した物品が納入される前に代金を払う「先払い」(5)発注を装って代金を支払い、翌年度に納入させる「翌年度納入」(6)予算不足から物品を先に納入させ、翌年度に払う「前年度納入」-と、まさに“不正経理のデパート”ともいえるものだった。

 

本当にひどいですね…

全額給料から返金してもらわないとわりに合いません。

こんなひどい公務員に税金を貢いでいた県民は、本当に腹立たしいことでしょう。

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