2009年9月16日水曜日

規制強化に500円タクシー抗議

引用

タクシーの供給過剰解消や運転手の労働条件改善などを目的に10月1日、タクシー事業適正化・活性化特別措置法が施行されることに対し、大阪府内で初乗り500円(2キロ)の「ワンコインタクシー」を運営する12業者が15日、営業が認められなくなる可能性があるとして国土交通省近畿運輸局に抗議文を提出した。
新法の運賃基準の文言が一部変更され、低運賃を設定しにくくなる見通し。
平成14年にタクシーの増車や新規参入が原則自由化され、大阪府内では現在、規制緩和前より約2千台多い約2万3千台あり、このうちワンコインタクシーは約2千台。不況の影響で供給過剰となっているうえ、過当競争で運転手の賃金など労働条件の悪化などが問題となっていた。
新法施行でワンコインタクシーがすぐに消滅することはないが、法に抵触する行為があった場合や監査で会社の経営状況が調べられ、利益が不十分と判断されれば、認可を取り消される可能性もあるという。
近畿運輸局は「運転手がちゃんと生活ができていれば問題はないが、あの運賃で適正な利潤が確保できているのか疑問だ」とし監査を強化する方針。ワンコイン堺(堺市南区)の馬場重弘専務は「国はワンコインタクシー業者を重点的に監査して、廃業に追い込もうとしている」と批判している。

 

規制が変わるたびに翻弄される企業はたまったものではないですね…

自分たちの既得権益は重視するくせに、弱者の扱いはひどいというのが、官僚らしいやり方だと思います。

この例に限らず他でも起こることだと思いますが、本当に困ったものですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。