2010年9月17日金曜日

中国 補償目当ての離婚で行列

引用

江蘇省南京市江寧区の民生局などで、数日前から離婚手続きをする住民の長い列ができた。午前6時ごろには大勢の人が並び始めるという。同市は麒麟科学技術パーク建設のため該当地域の住民に引越しを求めるが、新たに配分する家と補償金が、1世帯当たりで定められているため、離婚により受け取りを倍増させることが目的という。中国新聞社が報じた。
並んでいる人には、高齢者の姿が目立つ。80歳の男性と76歳の女性の夫婦は、「新しい住む場所も優先してもらえる」、「私も分からないのだが、お金がいっぱいもらえるから、いったん離婚しなさいと子どもに言われた」などと説明した。
引越しにともなう補償金は1万8000元(約22万8000円)で、当局はそれとは別に、最大で240平方メートルの住居を支給する。240平方メートル以下の場合には、金銭による補償となる。離婚すれば2世帯として計算され、補償金も支給される部屋の面積も2倍になるという。
住民らの離婚は形式的なもので、多くの場合、支給された住居の片方を売却するとみられている。
記事は、移転を求める際の規則に問題があると指摘。「違法でなければ、人々は実行する。高い道徳を、ひとりひとりに求めることはできない」と主張した。

 

ひどい状態ですね。

中国らしいといえば中国らしいのですが…

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。