2009年5月4日月曜日

後継者めぐり、権力闘争激化か

引用

北朝鮮の労働党総書記の後継者をめぐり、体制内部で権力闘争が激化しているとの見方が広がっている。北東アジアの外交筋によれば、「ポスト金正日」に長男の正男氏を支持する実力者の張成沢国防委員(60)と、次男正哲、三男正雲の両氏を後見する軍古参幹部が対立、両派の争いが最近のミサイル発射など同国の強硬姿勢につながっているもようだ。
金総書記の義弟で、最近実権を拡大している張氏に対抗している軍幹部は、朝鮮人民軍の玄哲海大将(75)=総政治局副局長=と李明秀大将(72)=国防委行政局長=。この二人は2008年の金総書記の各地の視察随行頻度で1位と2位を占める。金総書記の指示を軍に伝達し、軍の反応を報告する立場にあり、強大な影響力を発揮しているとみられる。両派の確執は表面化していないが、北東アジアの外交筋は「後継問題がタブー視されている中で、玄大将が正哲氏か正雲氏を新たな将軍にするかのような態度を見せていることが、張氏との対立の構図を示している」と分析した。
張氏は中国の厚い信任を受ける改革開放路線の推進派といわれる。04年に一時失脚したが、背後には正哲、正雲両氏の母親で金総書記の3番目の妻、高英姫氏(04年病死)と近い軍上層部の圧力があったとされる。
関西大学の李英和教授(北朝鮮経済論)は、「両派は主導権を握るため、互いに強硬姿勢をエスカレートさせている。最近のミサイル発射はその一環で、今後は再核実験もやりかねない」と指摘している。

争うのは勝手ですが、なぜ強硬姿勢に走るんでしょうね…(苦笑)

お互いにつぶしあってくれればいいのに。

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