2009年3月6日金曜日

男性向け制汗剤

引用

体臭を抑える男性向け制汗剤が人気だ。化粧品販売が落ち込む中でも、女性に不快感を持たれなたくないという男性心理からか不況知らずで、各社は強気の商品展開を進めている。
化粧品メーカーなどは、制汗剤を数少ない成長分野に位置づけ、汗のにおいが気になる夏に向けて新製品を相次いで投入している。
男性用化粧品ブランド「ギャツビー」を展開するマンダムは先月、持ち運びに便利な小型のスプレー型制汗剤を発売した。同社の従来品に比べて高さを5センチ低い14センチにし、学校や職場などの外出先で汗をかいた場合に、手軽に使えるようにした。2種類の殺菌成分を配合することで、においの原因になる細菌の繁殖を抑える効果も高い。
同社は「不況の影響で売れ行きが鈍る製品も多い中、男性用制汗剤の好調さが目立つ。2009年度も前年比2ケタ成長を見込む」(広報IR室)とする。
また、資生堂は女性と同じように香りを楽しみたい男性の増加に合わせ、男性用化粧品ブランド「ウーノ」のスプレー型制汗剤で、バラの香りを追加した。「においを防ぎ、肌を快適にしたい男性が増えており、市場は2ケタ成長している」(広報部)と話す。
一方、ニベア花王は、男性の間で制汗剤に肌を冷やす効果を求める声が強いことに着目し、同社の制汗剤シリーズ「エイトフォーメン」にひんやりとした使い心地の新製品「クールジェット」を追加した。
女性に比べ、男性は肌がべたつきやすい。メントールなどの冷却成分を配合し、汗をかいて熱くなった体を一気に冷やせるようにした。
ニベア花王によると、12歳から49歳の男性を対象にした調査で、制汗剤の使用率は04年の31%から、08年には45%にまで上昇した。また、マンダムによると、男性向け制汗剤の市場規模は、04年の約45億円から、08年には71億円に拡大する見込み。30代以降の男性の間でも使用者が増えていることが市場規模の拡大につながっているという。

最近人気が出てきたんですか?

もっと前から一般化していたイメージがありましたが…

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